【川越市】市街化調整区域の調べ方！不動産屋が解説する都市計画地図のいろは

更新日：2021/7/15：リンクの追加を行いました。

こんにちは！アイエーのコラム担当の鮎太郎です。

この記事にたどり着いた皆さんは調整区域の土地が安くて広く、なおかつ固定資産税なども安いということは既にご存じだと思いますが、そもそも市街化区域や市街化調整区域がどこに設置されているのかはご存じでしょうか？

今回は調整区域の土地を売却、もしくは建物を建築する準備として便利な地図をご紹介いたします！

★市街化調整区域のまとめコラムはこちら

⇒【まとめ】市街化調整区域とはどんな土地？不動産屋が解説！

関連記事：市街化調整区域は固定資産税が安い？

関連記事：市街化区域と市街化調整区域の違いは何だろう？【※参考例/画像あり】

スマホから無料で簡単に調べられる都市計画地図はこれだ！

実は川越市の調整区域はネット上にある都市計画地図から簡単に調べることが出来ます。
その他各自治体の市役所まで足を運べば都市計画課などで具体的な話を直接聞くことも可能ですが、インターネット環境さえあれば各サイトより簡単に該当地を調べることが出来ますので、気になる土地があるのなら、とりあえずこれらのサイトで場所をチェックしてみましょう！

都市計画地図の活用方法！どこにお家が建てられるの？

都市計画地図や用途地域マップを見てみると、色付きのエリアと白地のまま色付けがされていないエリアがあると思います。ここで色が付いているエリアというのが、都市計画で定められた用途地域に当たります。用途地域というものは計画的に市街化を促すために定められるエリアの事で、原則的に市街化区域内に設置されます。

ということは、つまり色付けされていないエリアが市街化調整区域であると分かります

市街化区域の土地は基本的に建築許可が得られますが、市街化調整区域の土地も一定の条件(都市計画法34条11号.12号)の下で建築許可を得られる場合があります。

関連記事：市街化調整区域に建物は建てられるの？

(川越市公式サイトより)

色々な地図を使って土地周辺を調べてみよう！

さて、都市計画地図を見てみると調べている土地が市街化区域なのか、それとも市街化調整区域なのかが分かりましたね。それでは次に土地周辺の施設や環境がどうなっているのかを調べていきましょう。

マップエキスパートを用いた調べ方！

土地を調べるために便利なサイトの一つに、マップエキスパートというものがあります。このサイトは条件を加えることによって様々な事を調べることが出来ます。しかも日本全国のどの土地についてでも調べられるという便利さも魅力的です。

下の画像は用途地域について検索した結果です。これをみてみると、川越市役所の周辺は薄紫色に塗られており、元町地区が商業地域に指定されていることが分かります。また市役所からそう遠くない場所であっても、松郷あたりは白地となっているために市街化調整区域に指定されているものだと類推できます。

(マップエキスパートより)

施設を見比べるのにも便利！

川越市が提供している都市計画地図と比べると情報が古くなってしまっている点が短所となりますが、マップエキスパートでは小・中・高校・大学の学区を簡単に見比べることが可能です。さらに病院や福祉施設について検索する時も、耳鼻科や内科など科を絞って表示したり、特別養護老人ホームや幼稚園・保育園など様々な社会福祉施設を地図上に表示することが出来ます。

さらに地図上に距離メーター付きの直線を引くこともできるので、駅や学校から物件がどの程度離れているのかをある程度把握することが可能です。