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アスベスト(石綿)レベル1~レベル3の解体費用と危険性を解説!

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こんにちは! 川越市の不動産屋アイエー本社のサイト担当のあさりです(^^)

大手自動車メーカースバルが2021年11月11日に「ソルテラ」とネーミングされた新型電気自動車を世界初公開しました!なんとこの車はトヨタと共同開発なんです!

全国の電気自動車の普及率は0.6%~1%ほどで100台に1台見かけるかどうかといったところです。環境に優しい電気自動車がもっと広がるといいですね(^^)

さて、本日は一度は耳にしたことがある「アスベスト・石綿」について詳しく解説していこうと思います。

アスベストってなに?

アスベストとは地中で生成される鉱物の一種で「石綿(いしわた・せきめん)」と呼ばれているものです。鉱物でありながら綿のように軽い繊維状の鉱物です。


人体に影響があるため現在は使用禁止

アスベストはその繊維が極めて細いことから、長期間大量に吸引をすると、肺がんや中皮種の誘因となることが指摘されています。アスベストの繊維一つ一つは0.02μmと極めて小さいため(ウイルスが0.5μmくらいだそうです・・・)可視化することはできません。

また、人体への潜伏期間が長く15~50年と言われています。アスベストが禁止されたのは1975年(昭和50年)~2006年(平成18年)ですが、まだ47年~15年しか経っていませんね・・・

 

アスベストについて詳しくはこちら!

アスベストのレベル分け

アスベストには段階によってレベル分けがあります。アスベストを含んだ建材を解体したり改修作業をしたりする際に「アスベスト粉じんの飛散のしやすさ(発じん性)」で、作業を3つのレベルに分類されています。

こちらは建設業労働災害防止協会のマニュアルによって分類されております。

【建設業労働災害防止協会:参考資料

重要ポイント 聞きなじみのない「発じん性」という言葉・・・アスベストについて調べていると必ずで出くわす言葉になります。「発じん性=飛び散りやすさ」なので覚えておくと便利です!

レベル1:発じん性が著しく高い

「アスベスト」といえば屋根裏などに灰色の綿がモコモコと吹き付けてある「アスベスト吹付材」やロックウールのなかにアスベストを混入した「石綿含有ロックウール吹付材」があります。ロックウール吹付材は現在でも多く使われている建材であり、解体する際に「ぶわっ」と繊維が飛び散ってしまうので大変危険です。そのため、危険度MAXのレベル1となっております。

レベル2:発じん性が高い

アスベストを含んだ保温材や断熱材が該当します。アスベストが「練り込まれたもの」にちかいので、レベル1の吹付け材ほどは解体するとき飛び散りません。 しかし、もともと断熱目的で製造されているので空気を含んでおり、軽く密度が低いため、いったんくずれるとかなり飛散します。 それにアスベストの含有率も高いので、安全とは言えません。

ただ、レベル1と違って壁や天井にこびり付いているわけではなく、「配管保温材」として使われていれば配管ごと取り外して処分するなどの方法もあって、レベル1よりも多少解体がしやすくなっております。

レベル3:発じん性が比較的に低い

アスベストが混ぜられた硬い床材や壁材が該当します。板状で硬く成型されていることが多いので普段アスベストが飛び散る可能性は低いです。

多い例としてはアスベストが混ぜられた壁材や床材、排気や換気のためのダクトを連結するためのパッキンにも含まれていることがあります。アスベストの含有率が高い場合もありますのでむやみに触れると危険です。

レベル別解体工事費用

ざっくりとしたアスベストの解体工事費用は1㎡当たり10,000円~85,000円と言われていますが、レベル1~3まで解体の難易度に大きな差があるので解体工事も難易度と金額が前後します。

レベル1の解体費用の目安

アスベストのレベル1は上記でも説明したとおり「解体難易度レベルMAX」になっております。発じん性も高く、濃度も高いため慎重な工事が必要になります。規定では「作業場所の隔離や高濃度の粉じん量に対応した防じんマスク、 保護衣を適切に使用するなど、 厳重なばく露防止対策が必要なレベル」と表記されています。

そのため、解体費用は1㎡当たり15,000円~85,000円になります。

レベル2の解体費用の目安

レベル1よりは安全とはいえども、アスベストが含まれている保温材等の撤去になりますのでレベル1同様で高いばく露防止対策が必要なレベルになります。

※「ばく露」とは「さらされる」ことをいい、私たちが吸ったり、触れたりしてしまうことです。

解体費用は1㎡当たり10,000円~60,000円になります。

レベル3の解体費用の目安

レベル3は板状のものが多く、硬く成形されているため発じん性は比較的低いです。また、基本的には屋根材や壁材などに練り込まれて使われているため「㎡単価」よりも対象の建物の「坪単価」で求めることが多いです。(家を壊すことになりますからね・・・)

規定では「発じん性が比較的低い作業で、破砕、切断等の作業においては 発じんを伴うため、湿式作業を原則とし、発じんレベルに応じた防じんマスクを必要とするレベル」と決められています。ちなみに湿式作業は水をかけながら作業することです。

解体工事費用は30坪二階建ての場合で約20万円です。

外壁にアスベストが使われて居る場合は場合も屋根よりも広範囲になるため費用が高くなり解体工事費用は30万円~40万円になることもあります。

まとめ

アスベストのレベル分けに関するコラムはいかがでしたでしょうか?文章だけだと比較しづらいところもあると思うので最後に表にまとめておこうと思います。

 レベル1レベル2レベル3
発じん性 (危険度)著しく高い高い比較的低い
状態吹付材(もこもこ)アスベスト含有材 (崩れる)板状アスベスト含有材(硬いもの)
場所屋根裏等配管やボイラー等床材・壁材等
解体費用15,000円~85,000円(㎡) 10,000円~60,000円(㎡)

6,700円(坪)

基本坪換算で30坪二階建ての場合で約20万円

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